技術の多様性に合わせたプレス機

プレス機の主なフレーム

プレス機は、金型に挟んだ素材に圧力を加えることで、任意の形状に変化できる装置です。これをプレス加工といい、その種類も様々にあるのです。今回、このプレス機には一体どのような種類があるのかを見ていきたいと思います。まず、プレス機の種類は主に油圧式と機械式の2つに分類されます。油圧式は液の圧力を利用して金型に力を加える方式です。一方、機会式はモーターを使用してその発生したエネルギーを利用してプレスを行います。
それぞれ全く違った方式でプレスを行います。また、プレス機は大きな力を発生させて、その発生した力をフレームで受け止めて力の収拾を収めます。そのフレームの形状も2つに分類されるのです。まずC形フレームと呼ばれるもので、名前の通りアルファベットのCの形をしたフレームです。この形状は手間が空いているので作業がしやすいのです。
しかし若干、耐久性に問題があるのがC形の難点といえますね。もう一つは、ストレートサイドフレームです。こちらはC形とは対称的に耐久性に優れますが、ガッチリ柱で支えられているので作業がしにくいのが難点です。どちらの特性も正反対なので、目的のプレス加工に合わせて選んでいきたいですね。以上のように、プレス加工の技術の多様性に合わせて、様々なプレス機が存在しているのです。

プレス機の安全性

以前私が働いていた会社では、量産型のプレス機と手動式のプレス機がありました。量産型のプレス機は、コイル材を投入し、あとは自動でプレスする為、比較的安全です。当然プレス機内の前には、光線式安全装置が設置してある為、運転中にプレス金型内に入ろうとすれば、運転停止するようになっています。
また運転釦も両手押し釦の為、片手運転は出来ません。手動式プレスに関しても同様に、光線式安全装置や両手押し釦が設置されている為、きちんと正常作業をしていれば労働災害が起こることはありません。しかし私が働いていた会社の海外の工場で、プレス機の異常作業による労働災害が発生してしまいました。プレス機は、1100kNプレスで手動式です。原材料を金型内に設置し、手動にてプレスショットし完成品を取り出すのと同時に原材料を投入という単純作業です。
その為、作業員の熟練度や効率により生産数にバラツキがでます。その作業員は入社3年目の正社員で、生産数を上げる為に光線式安全装置をoffに切り替え、両手押し釦も片側をガムテープでon状態にしていたそうです。その為、効率のみを重視し、自分の手が金型内にある時にプレスショットしてしまい、親指以外切断といった重災害が発生してしまいました。この労働災害により会社として、プレス機の安全性の見直しや管理体制の見直しを計りました。

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